忍者ブログ

Guitar Triblog

USED ヴィンテージギターの販売・買取・委託・下取
GuitarTribeのBLOG 

[PR]

2025/04/20(Sun)08:34

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

No.|CommentTrackback

Fender 1973 Stratocaster Lake Pracid Blue/M 入荷

2010/04/06(Tue)16:05

入荷しました。
これ、実は凄いです。
鳴りまくっています。
音がでかいです。



70年代前期特有のジャキッとした硬めのトーンですが、
ものっそいパワーがあり低音がしっかり出て暴れるサウンドです。
70'sというだけで敬遠されがちですが、(たまたま自分の周りだけなのか?)
これは敬意を払うギターです。

色飛び、クリアコートが黄色く焼けてかなり明るめです。
最初見た時、「あれ?」と思ったんですが、
ネック接着面の裏やシリアルプレートの裏に塗装がズレなく付いているし、
分解してみると間違いなくオリジナルカラーなんですよね。

資料を調べるとやはり70'sのLPBはかなり明るいんですわ。
まだまだ目利きが足らず勉強になりました…

塗装のクラックがビシッと入っています。
Before→after的にフラッシュをつけるとこんな感じです。



ネックは太く丸みのある、握って、弾いていて違和感がないシェイプです。
この太さが低音の出方になってるんだなぁ、と実感。
73年のブラックと弾き比べても低音の差が分かります。

お約束の様に各パーツにバラつきが。
ネックは72年2月、シリアルナンバーも72年、ポットは72年後半、
ピックアップは73年の1月と3月。
73年の春頃の出荷だったと思われます。

ネックが強くブレッドナットはかなり飛び出た状態です。
ほとんど回っていません。
強いです。
安心できます。

とにもかくにも音が凄いです。
是非試奏して音を出して欲しいギターです。

詳細画像はこちら

nagase
PR

No.14|Vintage guitar&bassComment(0)Trackback()

Fender 1966 Precision Bass 3 Tone SB 入荷

2010/04/03(Sat)19:36

昨日入荷致しました。
またまた良いベースです。



パワーがありとても力強いPrecision Bass特有のサウンドです。
主張し過ぎている訳ではなく、Vol.やToneを少し絞れば甘い音色にもなります。
どんなジャンルでも、歌もの、インスト問わず使えるベースという印象を受けました。

ネックは強くトラスロッドはほとんど回っておりません。
たまに「どこまで入り込んでんの!?」ってのがあるけど、
ここまで余裕があれば弦のゲージを変えてもどんなセットアップも可能。
全体にバーズアイ杢が出ていますが、硬く強いメイプル材です。

サスティーンが消えません。
消えないは嘘でも長いです。
時間を計ってるのがもったいない位長いです。

タッチやピッキング、微妙なニュアンスが音にすぐ出ます。
レスポンスが速い。
音が速いです。

「あんたが思ってる事やりたい事、うちが何でも受け止めたるさかい、まかしとき!!」
って言われてる様な感覚になりました。

詳細画像はこちら

nagase

No.13|Vintage guitar&bassComment(0)Trackback()

Fender 1975 Jazz Bass & Hofner 2007 500/1 62 Vintage WH 入荷

2010/03/30(Tue)19:13

本日は表記の2本のご紹介です。

またもやBassですので事細かくは書けないと思います…
できるだけプレイアビリティーやサウンド面に関してフランクにいきます。



「Hofner 2007 500/1 62 Vintage World History」

全世界85本限定のモデルです。
限定モデルというだけあり作りがしっかりしています。
限定、120周年って事でとことんまでやってますわ。
ケースの中に湿度計、乾燥を防ぐ為の水ポット(?)まであります…

オリジナルと比較しても…何と言うんでしょうか…
バランスが良いんですよ。

数年前リイシュウーの物が在庫にありましたが、
そのベースはピックアップがパワー不足だったと思います。
個体差の問題なのかな?とも思いますが、
このベースのピックアップはリア、フロント共に当時の物に近い感覚を覚えました。

出て来る音はご想像通り、レコード(この表現が正しいはず)から聞こえてくるのとドンズバ!!

詳細画像はこちら



「Fender 1975 Jazz Bass Blond/Maple」

ルックス、音共に雰囲気があります。

70年代中期のモデル、メイプルネックと頭に勝手なイメージを置いたまま鳴らしてみると、
あれ?
こんなに角のない丸みのある音なんやって良い意味の期待を裏切ってくれました。

勿論、Jazz Bass特有のサウンドは健在です。
でもイメージと違って良い音なんです。
丸みがあるんです。
でも抜けてるんです。

説明文にも書いておりますが、過渡期の物ですし70年代にはよくある事なんですが、
様々な年代の物が組み合わされています。

シリアルナンバーは75年、
ネックは目を凝らしてみると73年、
ピックアップは76年、
ポットはハンダ付けで隠れて分かりません…

本当によくある事なんです、この頃は。

ネックのブレッドナットは少し入り込んでいますが、ネックの状態としては問題ありません。
弦をはりかえてチューニング時にネックが浮いてくる範囲が狭いんです。
酷いもんだとA弦を合わせた後に各弦を合わせるとGまで下がってるっていうのもありますからね…

しばらく音を出しているとすぐに馴染む感覚になるのも、ちゃんと弾かれていたベースだからと思います。
弾いている内により良い音が出る所、ヴォリュームやトーンの設定も含めて、
イチャイチャしていると(変な表現ですが…)ベースとの信頼関係が生まれます。
自分がベーシストだったら、安心できるベースですな。

詳細画像はこちら

nagase

No.11|Vintage guitar&bassComment(0)Trackback()

Fender 1971 Jazz Bass Refinish Metallic Green入荷

2010/03/23(Tue)20:11

本日は先日入荷した「Fender 1971 Jazz Bass Refinish Metallic Green」について書きます。



Guitar Tribe ホームページの商品説明にも書いておりますが、
もう少し細かく、もう少しフランクに書いてみようと思います。
ギタリストなんでベースを専門的に表現はできませんが…

トラスロッドの修正、それに伴うネック裏とボディリフィニッシュ、
電装部は全てオリジナルというJazz Bass。

修正の際にネックデータは消されています。
リアP.Uのデータから71年の中期、6月頃と分かります。

生鳴りの音量が大きい!!
ヘッドの先からボディのケツ(なぜか弦楽器ではこんな表現が多用されます…)まで
鳴っていて振動が大きくなかなか止まりません。



鳴り方が隣の64年Dakota RedやCandy Apple Redに近いです。
アンプからの出音はグレイボビンの66年以降の物に近い感じがします。
フロントのVol.を9前後にして音色が変わる頃合いにしてみると、
アンサンブルに埋もれないJazz Bassらしい突出したトーンに感動を覚えますな。

反対隣の71年3 Tone SBに比べてよりテンション感があり、トレブリーなトーンです。
ゴリゴリとしてはいません。
まだマイルドな感じです。

71年前後にはこのJazz Bassの様に濃いローズ指板の物が混在していますが、
薄い物に比べやはり濃い物の方が音に粘りが出て立ち上がりが速いです。

リフィニッシュ物なんでお好きな色に塗り替えて頂いても価値的には変わりません。
ギターが専門ながら年に数本、欲しくなるベースに当たる事があります。
これです。

詳細画像はこちら

nagase

No.10|Vintage guitar&bassComment(0)Trackback()

1963 Fender Stratocaster 3 Tone SB

2010/03/17(Wed)19:52

 どうも!!今日は63年製のストラトを調整っす。








 季節の変わり目は、ネック等の状態が変わりやすいので調整が大変なのですが、
この63年素晴らしい!!状態ほぼ変わらず。
一回もロッド回していないのでは?と思う位頑丈です。
弦を交換してクリーニングするだけで、全然OKでした。

ネックシェープが個人的にお気に入りな一本です。Cシェイプですが、少し肉厚のあるシェイプで
フィット感は抜群です。

肝心の音は、突抜ています。見た目からも弾き込まれた感じが出ていますが、
本当に良く鳴る!!締まっ音にこのパワーがたまりません。

HARU


つづきはこちら

No.9|Vintage guitar&bassComment(0)Trackback()