本日は表記の2本のご紹介です。
またもやBassですので事細かくは書けないと思います…
できるだけプレイアビリティーやサウンド面に関してフランクにいきます。
「Hofner 2007 500/1 62 Vintage World History」
全世界85本限定のモデルです。
限定モデルというだけあり作りがしっかりしています。
限定、120周年って事でとことんまでやってますわ。
ケースの中に湿度計、乾燥を防ぐ為の水ポット(?)まであります…
オリジナルと比較しても…何と言うんでしょうか…
バランスが良いんですよ。
数年前リイシュウーの物が在庫にありましたが、
そのベースはピックアップがパワー不足だったと思います。
個体差の問題なのかな?とも思いますが、
このベースのピックアップはリア、フロント共に当時の物に近い感覚を覚えました。
出て来る音はご想像通り、レコード(この表現が正しいはず)から聞こえてくるのとドンズバ!!
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「Fender 1975 Jazz Bass Blond/Maple」
ルックス、音共に雰囲気があります。
70年代中期のモデル、メイプルネックと頭に勝手なイメージを置いたまま鳴らしてみると、
あれ?
こんなに角のない丸みのある音なんやって良い意味の期待を裏切ってくれました。
勿論、Jazz Bass特有のサウンドは健在です。
でもイメージと違って良い音なんです。
丸みがあるんです。
でも抜けてるんです。
説明文にも書いておりますが、過渡期の物ですし70年代にはよくある事なんですが、
様々な年代の物が組み合わされています。
シリアルナンバーは75年、
ネックは目を凝らしてみると73年、
ピックアップは76年、
ポットはハンダ付けで隠れて分かりません…
本当によくある事なんです、この頃は。
ネックのブレッドナットは少し入り込んでいますが、ネックの状態としては問題ありません。
弦をはりかえてチューニング時にネックが浮いてくる範囲が狭いんです。
酷いもんだとA弦を合わせた後に各弦を合わせるとGまで下がってるっていうのもありますからね…
しばらく音を出しているとすぐに馴染む感覚になるのも、ちゃんと弾かれていたベースだからと思います。
弾いている内により良い音が出る所、ヴォリュームやトーンの設定も含めて、
イチャイチャしていると(変な表現ですが…)ベースとの信頼関係が生まれます。
自分がベーシストだったら、安心できるベースですな。
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nagase
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