暖かくなり桜も咲きはじめたと思いきや、今日は又寒くなった大阪です。
この寒さで何か影響しないでほしいもんです。
再開後2回目はFender群のご紹介です。
Fender 1965 Stratocaster 3 Tone SB
65年には珍しくサンバーストの淵の黒と赤が太いです。
塗装の質感が違いますが61年頃のサンバーストに似ております。
若干薄めで幅を感じる、ハイフレットに向け肉付きのよい、
64年後期から65年にかけて多いシェイプです。
プレイする事を前提に、リフレット、リナット、ペグ、5 Way SWにチェンジ。
ネックポケットはテンションを稼ぐ為にリシェイプ。
アンプインではグレイボビン期の芯のあるパリッとした音で、
コードをかき鳴らすと目が覚める程の音抜けです。
ステージで1コード鳴らすだけでみんな振り向く事間違いなしでしょう。
詳細画像はこちらFender 1966 Mustang Olympic White
塗装焼けやクラックの少ない美しいムスおさんです。
しかもラージヘッドのスラブボードという希少なギター。
リフレット、リナット、セレクターSW交換のみ。
ムスおさんのSWはつぶれやすいのでありがたいチェンジです。
ネックは65年に多くあるローフレットが肉付きの良いタイプです。
ポプラボディですがMustangにしては若干重めです。
しかしそこがミソ、めちゃくちゃ音が太いんです。
過去何十本もMustangを取り扱いましたが音の太い物は極稀です。
スプリングはこの頃特有の強いものでアーミングの可変幅は大きいですな。
ツツ、チャッチャッチャ、ツツ、チャッチャッチャ、ギャボーン
というフレーズは誰でも弾いてしまうのでは…?
音が太いのでソロリードでその後も、勿論弾いて下さい。
詳細画像はこちらFender 1990's Vibro King White Tolex
90年代後期のカスタムショップの名器、Vibro King。
1チャンネル仕様でリバーブとトレモロが独立した回路となっております。
スピーカー3発で音の飛び方が揺れて独特の音像です。
FAT SWは単純に音が太くなるだけではなく、Boostとしても使えます。
当店2台目のヴァイブロキングです。
実はもう1台ありオーバーホール中、療養から戻って来たら3台並びます。
いかついです、そして狭くなります、店が。
しかししかし、3台並ぶ絵が楽しみです。
詳細画像はこちらnagase
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